【社労士試験】3月の結果と4月末までの短期目標【独学合格体験記⑨】

3月末までの短期目標の結果。

 3月の結果は、次のとおりだ。

① 「一般常識2科目」に関して、「択一式問題集」および「あんちょこ本」を最低1周は行う。
→不達成。


② 全科目、「選択式問題集」を最低1周する。
→不達成。


➂ 年金法をとりあえず毎日勉強する。
→不達成


①に関して。

 「一般常識2科目」の勉強は、27日頃から始めた。
 「3月中は法令以外は無視」という戦略だったので、31日までには終わると考えていた。
 甘かった。一般常識の「その他法令」の数の多さよ。
 31日時点で、なんとか「労一」は終えられたが、「社一」には手を付けられなかった。
 4月10日現在で「社一」の法令の半分程度が終わっている状況だ。

 ただ、「一般常識」の勉強が順調に進まなかった原因は、主として年度末・年度始でいろいろ忙しかったからだ。
 科目の内容(難易度)や勉強方法に問題があるわけではない。

 「一般常識2科目」の勉強法は、スタンダードな手順を踏むことができる。つまり、問題集を解いてからテキストを読むかたちで勉強を進められた。
 一般常識は、法令の数は多いが、問われる知識のマニアック度は主要8科目の比ではないほど基本的なものだ。
 主要8科目が先に問題集を解いても「何が問われているか」すら分からない状態だったのに対し、一般常識2科目は少なくとも「何が問われているか」が知識ゼロに近い状態でも分かる。
 そのため、問題集で「何が問われるか」を確認した上で、テキスト(2巡目)を読むことができる。つまり、効率的な勉強法のスタンダードな手順を踏めた。

 結果的に、「択一式問題集」「選択式問題集」「テキスト」「あんちょこ本」を同時並行的に消化できている。

 「一般常識」で残っているのは、「労一」の法令以外(つまり、統計・雇用管理)」と「社一」の法令の一部と法令以外(社会保障制度の沿革等)だ。

 「法令以外は基本無視」路線は、4月中も続けることにする。
 つまり、4月中にやらなければならないのは、「社一」の法令のあと半分だ。

 余裕だろう。
 年度始めの慌ただしさもひと段落したので、勉強に集中できるはずだ。
 あと2日もあれば、「社一」の法令の勉強も終えられるだろう。
 
 混乱するだけなので、法令以外は5月に入ってから勉強を始めるという戦略は変わらない。

②に関して。

 上述のように、「一般常識」の勉強を始めたのが27日頃からで、それまで主としてなにをしていたかというと「主要8科目」の「選択式問題集」の消化だ。
 「主要8科目」の「選択式問題集」は、とりあえず1周することができた。

 うわさどおり、「選択式」は畏るるに足らない。
 「択一式」の知識があれば、「選択式」も解ける。
 ただ、特殊な言い回しや術語にはくれぐれも注意したい。

 「選択式」は「足切り点(基準点)」が「択一式」に比べて相対的に高い(5点中3点以上)。
 油断はできない。

 「選択式問題集」で残っているのは、上述のように「労一」の法令以外と、「社一」の法令の一部と法令以外となる。
 これも上述のとおり、あと2日もあれば消化できるだろう(一般常識の法令以外はあえて残すので除くが)。

③に関して。

 「選択式問題集」の消化に追われて、年金2科目を毎日は勉強できなかった。
 4月中は基本的に年金2科目に注力したい。

4月末までになにをするか。(タスク目標)

 4月末までの目標を立てたいのだが、ほぼほぼ「やらなければいけないこと」は一応やったので、タスク目標は立てにくい。
 ただ、「やり残していること」で4月中にやっておきたいタスクが1つだけあって、それは「過去問」の消化である。

 社労士試験は、過去の本試験で問われた内容が何度も焼き直して問われることが多いという。そして、そういった問題はほぼすべての受験生が正答してくる。
 未出の初見問題が解けないことは、なんら問題ではない。なぜなら、他の受験生も解けないからだ。足切り(基準点)が設けられているとは言え、社労士試験では、極端に正答率の低い問題があった場合は基準点が引き下げられるという「救済措置」がある。初見問題など解けなくてもいいのだ。
 絶対に正答しなくてはいけない問題は、明らかに「過去に出題された問題」である。
 その意味で、「過去問」の重要性は高い。

 また、「択一式問題集」は勉強の効率を考えて「一問一答」形式のものを使ってきたが、本試験は「1問につき5択の正誤判断」をしなければならない。
 出題形式が異なるので、それに慣れておく必要がある(解法テクニックが「一問一答」と「5択」では異なる)。
 その意味でも、「過去問」は早めに解いておきたい。

 というわけで、このブログ記事を書き終えたら、さっそく「過去問」をAmazonで注文することにする。

 過去5年間分の「過去問」を購入する予定だ。
 毎日「過去問」を解いていても仕方がないし、そんな時間もないので、「過去問」は「週に1回、1年分を解く」ことにする。「毎日曜日」に模擬試験のつもりで「過去問」を解こうと思っている。
 「過去問」がこちらに届くのがいつになるか分からないが、まぁ、16日か23日から週に1回「過去問」を解いていくことになるだろう。
 とすると、5月中に5年分の「過去問」の消化が終わる。
 基本的には、解いてすぐに「過去問」の復習をするつもりだが、「見直し」というか「やり込み」に6月を使ってもいいだろうと考えている。
 (とにかく、5年分程度の「過去問」は100%完璧に正答できる状態にしておくというのが社労士試験の常識らしい。)

 以上、4月中のタスク目標をまとめると次のとおりだ。

① 「一般常識(法令)」の残りちょろっとをやり終わる。
② 「過去問」を毎日曜日に1年分ずつ解く。

4月末までになにをするか。(行動目標)

 上述したように、新しく「やらなければならないこと」というのはそれほど多くない。
 基本的には、これまでもやってきた「 問題集 ⇔ テキスト・あんちょこ本 」のサイクルを延々と繰り返すだけだ。
 「問題集の消化」のように物理的に目に見える「結果」がともなわない行為となるので、「結果」を重視する「タスク目標」は立てにくい。
 そこで、「結果」に気を取られることなく、「ただ粛々と日々の勉強を続けていく」ために「行動目標」を立てることにした。

 具体的には次のとおり。

① 寝る前の30分、「あんちょこ本」または「自分で作成した暗記用まとめ」を眺める。
② 起きてすぐの15分、前日の寝る前に眺めた個所を、もう一度眺める。
➂ 年金2科目は死んでも毎日勉強する。
④ 休みの日は基本的に図書館に行く。
⑤ 平日(出勤日)のスキマ時間は「暗記」ではなく「問題集」の消化にまわす。
⑥ 家の中のよく目につく場所に「暗記用まとめ」を貼る。


 これくらいだろうか。
 これ以上は今のところ思いつかないので、これでいいや。
 とにかく、「勉強内容」で目標を立てるのは効率が悪いので、「勉強の仕方」「勉強時間」といった「行動」を基本に目標を立てたい。

 4月末時点でなにかのポイントに到達することはない(到達していてもそれを実感することはない)だろうが、ただ、5月末時点では、「予想問題集・模擬試験」などで合格点を超える実力を付けていることを中長期的な目標としたい。

 以上。
 やや抽象的な目標に終始することになり、一抹の不安もあるが、そんなことを言っていても始まらないので、とにかくやるしかない。


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