【社労士試験】4月の結果と5月末までの短期目標【独学合格体験記⑩】

結局は「場所」と「時間」。

 もうここまできたら、「目標」の内容なんてどうでもいい。
 「やるかやらないか」。それだけだ。
 やれば受かるし、やらなければ落ちる。

 んで。

 「やる」ためには、どうすべきか?

 今までの経験から、「やる気を出す」という手法は使えないことを学んだ。
 いろいろと試行錯誤したが、「やる気」なんて湧いてこない。
 「やる気」が湧いてくるのを待っていたら、いつまで経っても勉強がはかどらない。

 物理的に、強制的に、勉強するしかない環境に身を置くのが一番だ。

 つまりは、前回の記事でも述べたように、「図書館」に行っている。

 図書館と言っても、いろいろある。
 最初は地方自治体の図書館を考えたのだが、基本的にそこは「図書館の本を読む場所」であって、「勉強をする場所」ではなかった。
 公共施設の「自習室」も行ってみたが、子どもから高齢者までが多様な目的を持って「自習」しにきており、その方法は「書籍の黙読」に限られず、つまりは、わりとうるさく、集中できなかった。

 行き着いた先が、「大学図書館」だ。
 利用者のほぼ全員が「大学生」であり、勉強の方法も「黙読」や「筆記」に限られている。(PC作業やグループワークは図書館内に専用の場所が設けられている。)
 非常に静かだった。
 皆が、なにかしらの「勉強」に集中している。
 彼らに刺激されて、こちらの勉強もはかどった。

 これで「場所」の確保ができた。

 そして、その大学は僕の出身大学なのだが(卒業生は利用料がかからない)、そこに行くためにはそれなりの時間がかかる。
 通うのにそれなりの時間を費やしている(タイムイズマネー!)ので、「来たからにはすぐには帰らないぞ」という貧乏根性のおかげで、長時間、居座ることとなる。

 これで「時間」の確保ができた。

 「勉強」の成果なんて、結局は、「勉強時間(量)」と「勉強場所(質)」の掛け合わせなのだ。

 大学図書館という最良の場所を発見したので、そこに通えば、自然と結果は付いてくるだろう。
 知らんけど。

過去問を解いてみた。

 前回の記事でも述べたように、とりあえず「過去問」を解いてみた。
 昨年度(2022年度)分を、4月25日頃にやってみた。

 結果は、選択式が「27点」、択一式が「42点」だった。

 総得点における基準点(合格点)は、選択式が「27点」、択一式が「44点」だ。
 つまり、選択式は合格点を超えたが、択一式があと2点だけ足りなかった。

 また、各科目における基準点(足切り点)は、選択式が「各科目3点以上」、択一式が「各科目4点以上」だった(救済なし)。
 選択式で1科目(社一)「2点」で基準点に届かなかった。択一式は全科目「6点以上」だった。

 結果を見て、わりと、楽観している。
 「一般常識」は「法令以外無視」だったので、「労一」「社一」の選択式で点数が取れないことは予想できていた。
 択一式に関しては、あと「たった2点」で合格点に届く。

 漠然と、イケる気がする。ヤレる気がする。ウカる気がする。

 これを「気のせい」で終わらせないためにも、粛々と勉強は続けていく。
 絶対に、油断はしない。
 むしろ、勉強量はどんどん増やしていく。

 期待以上の結果が出て「こんなもんか」という気分でいるのが正直なところだが、まだ1年度分を解いただけなので、なんとも言えない。
 他の年度分を解いてみたら、もっと酷い点数になるのかもしれない。
 実力を知るためにも5月中は定期的に過去問を解いていくことにしたい。

社労士試験って、体力勝負じゃね?

 過去問は本番の試験時間を意識して解いてみた。
 つまりは、290分。5時間弱。
 ぶっ通しで、やってみた。

 クソ長かった。

 重要なことなので、もう一度言おう。

 クッソ長い。

 ちょお待って。めっちゃ長時間、椅子に座っとかなあかんやん。これだけでキッツいんやけど。昼休憩あるとは言え、めっちゃ長ない? しんどいわ。疲れるわ。肩こるわ。集中力続かんわ。

 というのが正直な感想だ。
 普段の勉強は、息抜きにトイレに行ったり、大学のキャンパス内を散歩したりしているが、それもできず、「とにかくずっと椅子に座っておかなければならない」というのは、それだけで、想像以上にキツかった。

 試験時間中、集中力を持続させるには、「長時間椅子に座っている体力」が必要だ。
 知識とかの前に、「体力」が必要だ。
 そこで求められる「体力」は、日常のデスクワークや試験勉強では得られない異質なものなので、やはり、「過去問を解く行為」は、「模擬試験」の意味合いも込めて、何度か経験しておかなければならない。


 以上。油断大敵。

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