2020-10-03 / 最終更新日時 : 2023-12-18 tarukichi_62 読書 【読書企画】芥川賞受賞作を読破する!(平成篇) ※この記事は企画の進捗状況を記録するページです。 初見の方以外は「前置き」は飛ばして下さい。 (目次の『「芥川賞受賞作(平成以降)を読破する!」企画の進捗状況』をクリック。) (前置き)なぜ芥川賞を読破しようと思った […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2024-02-19 tarukichi_62 独旅 【博物館】「マンモス展 その『生命』は蘇るのか」@大阪南港ATCギャラリーに男一人で行ってきた。 本展は、単なる「化石」の博物展ではない。永久凍土の中に眠っていた「毛」や「皮」や「肉」の博物展だ。 展示はされていないものの、今回の展示物の多くが見つかったロシア連邦サハ共和国の永久凍土の中からは古代生物の「液状の血液 […]
2020-09-29 / 最終更新日時 : 2023-12-18 tarukichi_62 読書 【読書】『生の肯定(町田康著)』を読んだ感想――自意識過剰なオッサンvs放埓なオバハン。 著者の作品の多くは、フィクションとエッセイが混在しているかのような形態をとっている。 小説と思って読んだら実寸大の著者が主人公で出てくるし、随筆と思って読んだら破天荒な虚構世界が展開される。 どちらにしろ面白いことに変 […]
2020-09-27 / 最終更新日時 : 2023-12-18 tarukichi_62 読書 【小説】『私にふさわしいホテル(柚木麻子著)』を読んだ感想――小説家の執念をコミック調に描いた作品。 「著者自身をモデルにした作品だ」。「主人公のセリフはそのまま著者の心の声だ」。 小説家を主人公に据えた以上、読者にそう捉えられる覚悟をもって、著者はこの作品を書いたに違いない。 この1点からだけでも著者の気迫が伝わる。 […]
2020-09-22 / 最終更新日時 : 2023-12-18 tarukichi_62 読書 【読書】『ムーミンを読む(冨原眞弓著)』を読んだ感想――ムーミンシリーズの入門的でオーソドックスな評論。 まずもって、あらすじのまとめ方や原作の引用箇所などが的確だ。 ムーミン童話を最後に読んだのは随分と昔のことなのに、9冊すべての物語を鮮やかに、そして懐かしく思い出すことができた。 実家の屋根裏部屋に他のお気に入りの児童 […]
2020-09-17 / 最終更新日時 : 2024-02-19 tarukichi_62 独旅 【美術館】THEドラえもん展(OSAKA2019)に男一人で行ってきた。~後編~ この記事は後編です。前編↓ 今回のドラえもん展では、「ドラえもん」の中に性やノスタルジーを見出している作品に最も興味を引かれた(前編参照)。 しかし、もちろん他にもさまざまな芸術家が「ドラえもん」の中にさまざまなもの […]
2020-09-06 / 最終更新日時 : 2024-02-19 tarukichi_62 独旅 【美術館】THEドラえもん展(OSAKA2019)に男一人で行ってきた。~前編~ こんなこといいな、できたらいいな。 と、子どもの頃は無邪気に夢想していたものです。 大人になった今、自分という存在の矮小さに気付き、できることには限りがあると知ったのです。 なんて言うと思うな。 大人になっても夢想 […]
2020-09-04 / 最終更新日時 : 2023-12-18 tarukichi_62 読書 【小説】『むらさきのスカートの女(今村夏子著)』を読んだ感想――被疎外者の共感の行方。 社会から疎外された孤独な人間は、同類を嗅ぎ分ける能力に長けている。 同類を見つけることで、自己の置かれた状況から生ずる不安や焦燥を和らげようとするからである。 つまはじき者は自分だけではないのだと、胸をなでおろしたいの […]
2020-08-31 / 最終更新日時 : 2023-12-18 tarukichi_62 読書 【小説】『あまからカルテット(柚木麻子著)』を読んだ感想――少女コミックのような女4人の友情物語。 人工甘味料の甘さや着色料の鮮やかな色に誘われて、食べるのをやめられない菓子のような小説。 別に批判ではない。そういう菓子が食べたいときもある。自然派の素朴な菓子や一流パティシエが作る凝った菓子だけじゃ、世界はつまんない […]
2020-08-26 / 最終更新日時 : 2023-10-12 tarukichi_62 食物 【菓子作り】おっさんが韓国のホットケーキミックスを試してみた。 先日、なんばの某スーパーに立ち寄ったら、「家カフェ」をコンセプトにしたフェアをやっていた。 軽く横目で見ながら素通りしようとしたら、目に入っちゃったから仕方ない。むんずと掴んでレジに持ってった。 最近、ナウでヤングな […]