【吉野家】うなぎを食った。【土用の丑の日2022】

土用の丑の日だ。
うなぎを食わねばならぬ。
今年は「吉野家」にしようと、1年前から決めていた。
去年は「すき家」、来年は「松屋」だ。
なぜ、「牛丼」の三大チェーン店で「うなぎ」を食べることにしたのか。
その理由を自分でも忘れかけていたのだが、去年の記事を読む限り、どうやら僕は「うなぎ」そのものではなく「うな牛丼」を食べたかったらしい。
しかし、吉野家には「うな牛丼」がなかった。
メニューに載っていたら、間違いなくそれを注文したはずなので、きっとなかったはずだ(あったらごめんなさい)。
テイクアウトのレジ前で僕が考えこんでいたのは、「うな重」にするか「うな牛丼」にするかではなく、「うな重」のうなぎを1枚にするか2枚にするかだった。
「1枚盛り」は、税込1,097円。
「2枚盛り」は、税込1,801円。
店員を前にして、ゆうに1分は考え込んだ。
1枚盛りでは寂しすぎる気がするが、2枚盛りは贅沢すぎるのではないか。
結局、ドケチの僕は、1枚盛りを注文した。
三大チェーンで味を比較できたらいいわけだから量は要らないと、自分を納得させた。
家に帰って開封してみた。

うなぎの切り身が2つ入っていた。
え、これって2枚入りじゃね? 店員の間違いか? よっしゃ! と思った。
しかしすぐに合点がいった。
「1枚」「2枚」とは、うなぎ「1匹」「2匹」のことなのだ。
写真は、「1枚 = 1匹」のうなぎを2つに切って盛っているだけだ。
なるほど。
「1枚 = 1匹」ということならば、1,000円超の価格設定も決して高くはない(安くもないが)。
味は、普通に旨かった。
ふっくらとしていた。
間違いなく各店舗では温めているだけだろうが、冷解凍を経たとは思えない柔らかさだった。
タレも可もなく不可もなく。
万人に受け入れられる味と言っていいだろう。
白米とのバランスもとれている。
やはりチェーン店は大ハズレすることがなく安心だ。

うなぎだけでなく、
しじみの味噌汁も食うものらしい。
とは言え、再来年には本格的な「うなぎ屋」に行きたいなぁと思う。
新聞の折り込みチラシで見た限りでは5,000円とかするみたいだけど、年に1回くらいはその程度の奮発ができる身分になりたいなぁ、と思いながら食い終わった。

