【社労士試験】どう考えてもテキトーに気楽にやったほうが良さげ。【独学合格体験記①】

2022年2月末の勉強の進捗状況

 こちらの記事で、社会保険労務士試験に合格することを本年(2022年)の目標として掲げた。

社会保険労務士試験に合格するぞ!【2021年の目標①】 – 孤独ぼっち男の貧乏人生それでも最期まで愉しむブログ。 (kodokulife.com)


 試験勉強の進捗状況を報告しよう。

 2022年2月末現在、やっと基本書の1巡目が終了した。

 5か月もかかった(2021年10月から勉強を始めたので)。

 テキストを1巡するのにこれほどの時間を要していては、最初の頃に勉強した箇所など、いまや忘却の彼方だ。
 実際、テキストの各章の末尾に記載されている「確認テスト」を最初の章(労働基準法)から解き直してみたのだが、正答率は5割にも満たない。全10章のうち最初の方の章に限って言えば、3割にすら届いていないのではないだろうか。
 各章を読んですぐに解いてみたときは、8~9割は解けていた。
 ということは、理解できていないのではなく、単純に忘れているだけだ。
 これっぽっちも、覚えちゃいない。

 当然だ。
 テキストを読んで理解はできても、その内容を長期記憶として定着させる余裕もなく、次から次へと新たな章に進まざるを得なかったのだから。

 そうしなければ、遅々としてテキストの消化が進まなかったのだから致し方ない。
 基本書の理解と暗記作業を同時並行で行っていては、まったくもってページが進まない。
 漠然と立てていた勉強の計画がどんどん遅れていく。
 焦ってくる。イライラしてくる。

 ノイローゼ気味になってくる。

妥協するか否か

 社労士試験の勉強が進まないことに対する、苛立ち。
 これを和らげるために、とりあえず暗記は後回しにして、兎にも角にもテキストを読破した。

 しかし、内容はまったく記憶に残っていない。

 率直に言って、「ヤバい」。
 またも僕は、焦っている。ビビっている。テンパっている。


 さて、ここで僕には2つの選択肢がある。

 ① ド根性で乗り切る。
 ② 妥協る(だきょる)。

 どちらを選ぶべきか?

 合理的に考えよう。

 そもそも論として、何が「ヤバい」のか。
 もちろん、「2022年度の社会保険労務士試験に合格できない」ことがヤバい。

 んー、でも、ちょっと待て。
 それって本当に「ヤバい」ことなのか?
 だって別に、不合格になっても職を失うわけでもなし、2022年度は落ちても来年がある。なんなら再来年もあるし、ずっとあるし。
 
 社労士試験に合格しないと解雇されるなどという極めて特殊な立場の人とか、体力的・精神的・時間的ゆとりのある若い学生ならば、「ド根性で乗り切る」という選択をチョイスしてもいいだろう。

 しかし、そうではない僕のような人間が、「ド根性」という諸刃の剣を使うのは得策ではない。

 「ド根性」とは、すなわち、自己の「限界ギリギリ」、あるいは「限界突破」を意味するわけだ。
 自らを非常に摩耗させる行為なわけだ。

 そこまで自身を追い込んで、「求めていたもの」が手に入らなかったとき――。
 その絶望に耐えられなさそう。

 今の焦燥感とは比較にならないほどの虚無感に襲われそう。

 嫌だね。
 ヤダねったら、ヤダね♪

 氷川きよしさんも、お疲れならお休みなされたらいかがですか、つって、休養を発表されましたし。

 僕は基本的に「頑張らない主義者」ですし。
 ど根性ガエルなんてシュレッダーにかけて〇してやりますよ。

 そのようなわけで、現況、合理的な選択として「妥協る(だきょる)」ことに決めた。

 「妥協もやむなし」という心持ちになったことで、焦燥感も和らいだ。

ド根性で知識を詰め込み合格しても……

 テキストで一部理解が難しいところがありネットサーフィンをしていたら、社労士試験に関するサイトがいくつか出てきた。
 有用なものもあったし、そうではないものもあった。(合格したら有用なサイトを紹介したいと思う。)

 検索に引っかかったものの中に、↓次のサイト↓があった。

「社会保険」に加入した「労務者」のブログ!(ニートひきこもりからの社会復帰)


 率直に言って、怖い。
 社労士資格に多くを求めすぎてはいけないことがよく分かった。

 やはり、社労士試験は「教養」のひとつとして学ぶべきもので、多くの社会人にとって「実用」で使うには適していない。

 上記のサイトは、苦労して社労士試験に合格した中年独身男性が書いたものだ。
 社労士試験に合格したサイト主は、意気揚々と開業登録をして仕事を始める。しかし、いくら営業活動を行っても顧客は獲得できない。「社会保険労務士」という看板を掲げただけの「実質ニート」として数年を過ごす。貯蓄が底を尽き、親も高齢になる中、今まで蔑視していたブルーカラー(運送業)として働き出す。そして、サイトは「社労士資格」を否定する言説に埋め尽くされていく。

 サイト主の、社労士資格に対する怨嗟が凄まじい。
 彼は、破り捨てた合格証書の画像をサイトに載せ、社労士資格の無価値性を繰り返し説き、資格予備校やハローワークの職業訓練窓口に騙されるなと読者を諭す。

 サイト主にとってはそれが真実なのであるから、僕がとやかく言う筋合いはないのだが、まぁ、とりあえず、「本気になり過ぎるとヤベぇな」、とは率直に思った。
 今の僕の状況を考えれば、社労士試験の勉強は、明らかに「ド根性」を使うべき事柄ではない

 とは言え、今のところは勉強を止める気もないので、結局、だらだらゆる~く気楽に勉強を続けることになるだろう。

 よし、テキストも1巡したし、とりま、頑張り過ぎない程度にがんばるぞ!


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