社会保険労務士試験に合格するぞ!【2021年の目標①】

 こちら↓の記事で、「幸福な死」という最終目標を遂げるための通過点として、「小さな目標」をたてることにした。

【戯言】つまるところ大団円か破滅しかないのでベクトルは存在し目的論的思考は必須か。 – 孤独ぼっち男の貧乏人生それでも最期まで愉しむブログ。 (kodokulife.com)


 小さな目標のスパン(目標達成までの期限)は、長すぎてもいけないし短すぎてもいけない。
 普通に考えて、「1年」程度が妥当だろう。

 そのようなわけで「2021年の目標」を個別に記述していきたい。あと2か月もないが……。
 どちらにしろ2022年の目標も同内容になると思われるので、現段階で各目標を詳述しておいても時間の無駄にはならないだろう。

 目標は複数設定するつもりだが、とりあえず1つ目として「社会保険労務士試験に合格する」を挙げた。

1.目標に定めた動機(理由)

「社会保険労務士」資格の経済的無価値性

 社会保険労務士は、「食えない資格」「使えない資格」だと言われている。
 企業経営者の視点で考えれば分かると思うのだが、労働法規に詳しい人間を被雇用者に選ぶメリットがない。社労士の資格を持っていたって、一般の企業では武器になるどころか、むしろ敬遠されるのではないだろうか。

 とは言え、士業として食っていくのも、また難しい。
 社労士事務所に転職しようと思っても、そもそも求人が少ないし、僕のような30代半ばの未経験者を雇う事務所がそうそうあるとは思えない。
 開業など言わずもがな。社労士の廃業率は、士業の中でもトップクラスだと言われている。

 結局は、現在の会社で資格を活かすという道しか残されていない。
 しかしながら、中小零細企業において、「社労士」資格は完全にオーバースペックである。
 総務の事務担当者は、給与計算や社会保険手続きといった定型的な処理をこなしていれば、それで足りる。
 そして、それらの事務は社労士の勉強など微塵もしていなくとも、会社のマニュアルや、所轄行政庁から手続きごとに逐次送られてくる丁寧な解説資料(手引き)を読めばだいたい分かる。
 特殊事例や数年に一度の稀な手続きでどうしても分からなければ、各行政庁や顧問税理士・社労士に問い合わせればいいし、報酬支払の決裁さえ下りれば、彼らに手続きを丸投げしてもいい。
 よって、「社労士」資格を取得したからといって、資格手当が得られるとか、昇進に有利だとか、そういった恩恵を現在の会社で受けることは一切ないだろう(たぶん。確認はしてないけど。資格取っても会社には報告しないし)。

 以上のように、「社労士」資格は、経済的利益だけを考えるならば、無用の長物である。

それでも、「社会保険労務士」資格の取得を目指す理由

 では、なぜ僕は、社労士試験に挑もうと決意したのか。

 まず、無難な回答としては、僕の職歴の必然からというのがある。

(詳述しようと書きかけたのだが、かなり特殊な経歴で、近しい人が読めば僕が誰か特定しやすくなると思うので、万一の場合を考え、やはりやめておく。)

 簡潔に言うと、新卒で勤めた職業や今の仕事で得た知識や経験が、社労士試験に有利に働くということだ。
 実際に試験勉強を始めてあらためて痛感したのだが、こういった知識・経験があるのとないのとでは、社労士試験の難易度は相当変わってくると思われる。

 同時に、「社労士」資格がダイレクトに経済的利益に結び付くことは非常に考えにくいが、試験勉強で得ることになるであろう知識が僕の今後の仕事に業務上役立つことは明白だ。

 ……どうしても曖昧な記述になってしまい申し訳ないのだが、まあ、コレは主たる動機ではないので、問題はない。

 僕が「社労士」試験合格を目指す主たる動機は、ぶっちゃけ、「趣味」である。

 コレ以外に理由が思いつかない。

 実利を求めるならば、もっと有用で、かつ簡単な資格試験は山ほどあるだろう。
 しかし、それらを楽しんで勉強できる自信がない。
 だって、まったく、一切合切、興味がないのだから。
 途中で挫折するのが目に見えている。

 『ドラゴン桜』の桜木も言っていたような気がする。
「勉強を”苦行”と考えるから辛いんだ。”努力”なんてモン、長続きするわけがない。勉強を好きになれ。楽しめ。受験は勉強を楽しめるヤツが勝つ!」って。
 いや、言ってなかったかな。
 しかし、精神論としてはこういったことは漫画の中で何度か主張されていたと思う。

 高校生ですらこうなのだから、社会人なら言わずもがな。
 楽しめない勉強は、続かない。
 そして、自分の興味のない分野を楽しめるわけがない。


 では、なぜ僕は「社会保険労務士」試験で問われる知識分野に興味があるのか?

 それは、僕が労働を嫌悪しているからである。

 正確に言うと、「今の日本で被雇用者・賃金労働者として働く」ことを憎悪しているからである。

 なんとかしてそこから逃れたい、と真剣に願っている。
 一方で、そこから逃れた場合のメリットとデメリットを天秤にかけ、やはり、そこから逃れることはできないとも思っている。

 逃れられないのならば、せめて、そこで万人に強制されている「ルール」について勉強し、自分に有利なルールは大いに主張し、少しでもルールに抵触するような敵がいればルールの名のもとにそいつを合法的にシバき倒したいからである。

 労働法規は「労働者が身に付けておくべき必須の素養」だと、最近は大学でも教えられているそうだ。
 また、社会人向けの読みやすい入門書も若者を中心に売れ行きがいいとか。
 会社におんぶに抱っこだった終身雇用の時代が終焉を迎えつつある中(それはしぶとく残っているが)、会社を「帰属集団」と考えるよりも、単なる「契約相手」と考える人々が増えてきているのかもしれない。

 話は逸れるが、2021年2月にNHK総合にて「六畳間のピアノマン」というドラマが放送された。
 ブラック企業に酷使され過労のため事故死した青年を中心とする話だ。
 基本的に1話完結の物語で、各話の主人公は毎回変わっていく。青年の父親であったり、会社の上司であったり、青年が生前発信していたYoutube動画の視聴者であったり。
 その初回の主人公が、過労死した青年の元同期で、「社会保険労務士」資格を持っているという設定だった。
 青年のすぐそばにいながら彼を救えなかった後悔から、会社を辞めた元同期は、社労士の資格を取り、ブラックだと噂のある企業に派遣社員として潜り込み、内部から密かに情報を集め、時が熟せば、その内部情報と社労士としての知識を用いて、ブラック企業を告発し、瓦解に追い込む。もちろん元同期の真の目的は、ブラック企業を潰すことではなく、そこで飼い殺しにされ人格を蔑ろにされている社員を救うことにある。自分がかつて救えなかった青年の代わりに、今、苦しんでいる人々を身を挺して救うのである。

 当然ながらこのドラマは完全なるフィクションであって、戦隊ヒーローに憧れる幼稚園児じゃあるまいし、僕はなにもこの元同期のようなことができると思っているわけではないし、したいとも思っていない。
 ただ、「社労士」資格が底辺労働者にとって一種の「武器」になることは間違いないのでは、と感じた。
 その「武器」を実際に使うか使わないかは時々の状況によるだろうが、「使おうと思えば使える」という状態に自身を置いておきたい、と思った。
 いざとなったら実際に使える「武器」として、常に身に付けている「お守り」のようなものとして、「社会保険労務士」の資格(知識)を得たいと思ったのだ。
 人間不信の引きこもりが外に出ざるを得ないときリュックの中にナイフを忍ばせるのと似たようなものだ。

 蛇足だが、「六畳間のピアノマン」の原作本や、同著者の他作品もおもしろくないことはなかった。(原作者である安藤祐介自身もブラック企業での勤務経験があるとのこと。)

 そして、劇中で何度も流れる「ピアノマン」という曲もよかった。ビリー・ジョエルのアルバムを購入してしまったほど。ビリー・ジョエルの曲が、このドラマに限らず、日本の多くのドラマに使われていたことに、今さらながら気付いた。

2.目標達成時期

理想:2022年度合格(2022年8月試験)
現実的目標:2023年度合格(2023年8月試験)

 2021年の目標として筆頭に掲げたが、今年の試験は既に8月に終了している(年に1回)ので、目標の達成は物理的に不可能である。
 「社労士試験の勉強をする」というアバウトな目標でもよかったのだが、資格試験は合格しないと無価値なので、あくまで「合格」を目標とした。

 というわけで、「2022年度合格」が実行可能な理想的なプランとなる。
 しかし、「合格に必要とされる標準的な勉強時間」をネットで軽く調べたところ、「最低500時間~平均1000時間」という答えが返ってきた。

 んー……。
 無理やん。

 と思った。
 社労士試験合格を目標に定めたのは実は9月下旬なので、10月の頭から勉強を始めたのだが、試験日である2022/8/28(毎年8月の第4日曜日)までは「331日」しかない、とエクセルが算出した(起算日は2021/10/1)。
 毎日1時間勉強しても、最低限必要とされる「500時間」にさえ届かない。

 不器用な独身男である僕は、現状の仕事と生活をこなすだけでわりといっぱいいっぱいである。それに、社労士試験の勉強の他にも、やりたいことは山ほどある。
 平日はまったく勉強できない日もあるだろうことを考えると、毎日1時間(週に7時間)ですら厳しいかもなと思っている。
 なのに、それをクリアしてもまだ150時間以上足りない。

 現実的な目標ではない、と結論づけた。

 が、しかし。
「2022年の試験はどうせ落ちるからいいや」という心構えでは、怠惰な僕は、試験勉強を早々に辞めてしまう危険がある。普通に自然消滅しそう。
 最初から2023年合格を目標にしていると、時間的なゆとりが油断に繋がる。
 不断なく勉強を継続するモチベーションを保つために、あくまで目標は「2022年合格」とする。
 今から落ちたときのことを考えていては、まずもって、331日もコンスタントに勉強を続けられるわけがない。

3.勉強法について

 僕は既にいくつか資格を持っており、資格予備校や通信講座を受けたこともある。
 社労士試験に合格するにあたって、もちろん、それらを検討はした。
 しかし、過去の経験から今回は独学を基本とすることとした。

 資格予備校を除外した理由は、単純に、授業を受けたり通学したりする時間が無駄だからだ。
 予備校の講義の利点は、実務家としての経験もある講師から「具体例」を聞けることにあるだろう。抽象的な一般論ではイメージしづらいものの、テキストには記述する余裕がない「具体例」。
 しかし、社労士の内容は、労働者である僕にとってイメージしづらいものではなく、テキストの記述をある程度具体的にイメージできる。誰かに聞く必要などない。
 あと、授業料も高い。
 だから、予備校は不要。

 通信講座は、今回と同じく「ほぼ趣味」の分野の資格を取得するのに利用したことがある。
 用いる講座にもよるのだろうが、テキストの送付時期や課題の提出時期といった、勉強のスケジュールがあらかじめ決められており、こちらで臨機応変に変更するのが難しくウザかった記憶がある。
 質問を送っても、既にテキストに書いてあることしか回答が得られなかったり。
 だから、通信講座も不要。

 結局、独学が一番。

 テキストは、Amazonで「社労士 テキスト」で検索して上位に表示されたものを使うことにした。
 どうせ似たり寄ったりだろうから、本屋に赴いて中身を見て選んだりするだけ無駄だ。(実は9月下旬に梅田の書店にテキストを探しに行ったのだが、ぶっちゃけ、中をチラッと見たぐらいじゃ、素人にはどのテキストがいいかなんて判断できなかった。1時間くらいウロウロした挙句、結局なにも買わずに出た。時間の無駄だった。)


 不合格者の具体的な勉強法など誰も興味ないだろうから、どのテキストを使用したかなど、これ以上の具体的な勉強法は、合格した後にこのブログに書いていきたいと思う。

 また、モチベーションを維持するためにも勉強の進捗状況をブログに載せていく予定でいるが、こちらも合格まではかなりアバウトなものになると思われる。
 合格した後ならば、自信をもって僕の勉強法を勧められると思うので、具体的な勉強法はその時に書きたい。

 以上、「小さな目標」の1つ目でした。


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