【菓子作り】おっさんが韓国のホットケーキミックスを試してみた。
先日、なんばの某スーパーに立ち寄ったら、「家カフェ」をコンセプトにしたフェアをやっていた。
軽く横目で見ながら素通りしようとしたら、目に入っちゃったから仕方ない。むんずと掴んでレジに持ってった。

最近、ナウでヤングな人々の間で韓国が流行しているらしい。僕も数か月前に映画「パラサイト」を観てから、韓国に興味を深めていた。
主として、食いもの関係で。
K-popや「愛の不時着」などのサブカル関係ではなくて。YouTubeの関連動画がなぜか食いものばっかりだったのだから仕方ない。
韓国のホットケーキとはいかなる味がするのか、純粋に興味があった。
なお、この「beksul」というメーカーだが寡聞にして知らなかったのだが、google検索の関連語にも出てくるし、パッケージにも大々的に「韓国市場No.1」の文字があるので、とりあえず有名・王道らしい。知らんけど。
いつもの作り方でホットケーキを焼いていく。

完成。

わあ、見た目はめっちゃ普通だ。
いつものようにケーキシロップ(メープルシロップの廉価代用品)とバター(こちらは本物。マーガリンなどはナントカ脂肪酸がやべーらしいぜ)で表面をびしょびしょに濡らす。
口に含んだ時、焼いて膨れてスポンジ状になった生地からシロップとバターがじゅわわと染み出してきて、甘さと塩味が口の中いっぱいに広がるのが好きだからだ。
ところが、実食の結果は、なんだか微妙だった。
焼き上がりが、ふわふわというよりも、しっとりだった。悪く言えば、少しべちょついている。団子状。
作り方を間違えたのかもしれない。だって、裏面ほとんど韓国語だったんだもん。作り方もぜんぶ韓国語だったんだもん。解読するの面倒だったんだもん。
とは言え、パッケージにも「ふんわり」の前に「しっとり」が来ているので、こういう食感が正解なのかもしれない。
分からないが、とりあえず日本人には日本メーカーのホットケーキミックスがやっぱり適しているのだろう。
ただ、いつもと違うホットケーキを食べたのだという満足感はあった。
なお、韓国では「ホットク」という伝統的菓子があるらしい。こちらは米粉を使ったホットケーキのようなものという。興味がある。いつか試してみたい。(確かスーパーで「ホットク粉」も並んで販売されていた。)