【業務スーパー】格安ピザクラストで自分好みのピザ焼いた。

 飲食店チェーンでは、短時間で料理が完成できるよう、半製品や仕掛品が使われることがほとんどだ。現場のキッチンスタッフは、煩雑な調理工程に悩まされることなく、工場から送られてきたそれらを使って、簡単に一品の料理が作れてしまう。
 この利便性を家庭でも享受できるようにと、僕らの「業スー」は、さまざまな商品を開発してきた。

 今回僕が購入したのは、「業務用ナポリ風ピザクラスト」である。

 ● 商品名:「業務用ナポリ風ピザクラスト 19cm (5枚入り)」
 ● 価格:365円(税抜) ※購入時期や店舗によって変動あり。
 ● おすすめ度:★★★★

家でピザをつくるメリット。

 素人がピザ生地を0からつくるのは至難の業である。クルクル回転させながら頭上高くに生地を放り投げるなんて、そんな曲芸みたいなことできるわけないやん。
 てことで、家でピザをつくりたいと思ったら、市販のピザクラストを利用するのが手っ取り早い。

 家でピザをつくるメリットは、大きく2つある。

 1つは、安いということだ。
 今回購入したピザクラストは1枚あたり80円もしない。ソースやトッピングの材料費を多めに加味しても、300円もかけずにピザが1枚食える。
 デリバリーのピザなら種々の割引制度を駆使してもMサイズで1,000円ほどは必要である。それを考えると、圧倒的に安い。わーい。

 2つ目は、トッピングを自分好みにアレンジできるということだ。
 デリバリーでもトッピングをチョイスできるが、どうしてもアイテムは限られてしまう。微妙な量の調整もできない。
 ところが、「おうちピザ」なら、なにをトッピングするか、どれくらいトッピングするのか――そのすべては僕の裁量に委ねられている。バリエーションは無限大。そのときどきの気分しだいで、どんなピザでも、食える。わーい。

今回使用した材料たちの一部。
すべて格安商品である。

 とはいえ今回は、業務スーパーのピザクラスト、初体験。
 味をしっかり確かめるためにも、比較的オーソドックスなピザを2種類つくってみることにした。

僕流・マルゲリータ 。

 だって商品名に「ナポリ」って入ってんだから、マルゲリータは外せないだろうが。あ?
 ガチに普通に、モッツァレラチーズとかいう”高級食材”の味をちゃんと味わいたい。それが、「僕流マルゲリータ」の最優先事項だ。
 よって、ソースはトマト缶(業務スーパーで購入)を使用した。調味料は一切加えていない。缶詰からそのままダイレクトに生地へ塗った。トマトの酸味があればいいのだ。それだけでいい。
 主役のモッツァレラチーズは、ケチな僕としては相当がんばって、できるだけ大きく、厚めに切ってのせた。
 最後に、アクセントとしてバジルをのせた。

 焼きあがった。

 うおぉお……ッ!!
 ひとり静かに、歓声が漏れた。
 加熱することによって、フレッシュバジルの葉は縮み、反対に、モッツァレラチーズは溶けてその表面積を拡大させていた。そして、そこに付けられた、絶妙な焼き色。
 ふむ、「完璧」と形容するにいささかの躊躇もない。

 いざ、実食。
 うっま。


 やっぱモッツァレラチーズって高級食材なんだね。いつもの「ベビーチーズ」とか「スライスチーズ」とか「さけるチーズ」とかとは別物(それらもそれらでうまいけども)。
 塩味がきつくない。にも関わらず、しっかりと味を感じる。生クリームやホワイトソースのような、乳加工品独特のふくよかなうまみ。
 食感もトロトロに溶けていて、やわらかい。サラダなどにするより、火を通したほうがモッツァレラチーズは絶対うまい気がする。

 トッピングに意識を奪われて、肝心のピザクラストの味を確かめるのを忘れるところだったが、もちろんしっかり確認した。
 トッピングの味を邪魔しません。以上。それに尽きるのではないだろうか。中庸を保っている。主役は自分ではないということを認識している。謙虚である。それで十分だ。
 耳や裏面は、カリッカリに焼けていた。「パリッともちもちの食感!」とパッケージには記載があったが、前者(パリッと)は期待以上だ。やわらかトロトロのチーズとの対比を楽しめた。一方、後者(もちもち)に関しては、よく分からなかった。
 そして、生地が焼けたときの小麦粉の香ばしい匂いというのもまた忘れてはならないだろう。


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僕流・アメリカン。

 アメリカンってなに? 自分でもその定義が分かっていないのだが、甘ったるいピザソースやしょっぱいチーズ、脂ギトギトのサラミやベーコンたっぷりで、コーラがないと食えねえぜっつう、「餓鬼んちょ向けピザ」のことだと思っている(誉め言葉である。ジャンクな感じがたまらないのだ)。
 ので、僕の定義に忠実に従うことにした。

 ソースは、業務スーパーで購入したピザソース。ペロッと味見してみたのだが、期待を裏切らない「しつこいお味」。
 ちなみに、「業務スーパー購入品あるある」だが、このピザソースも大容量で、使い切るのに難儀した。味が濃すぎるから、一度に多くの量が使えない。パスタやオムライス、ピザトーストなど、使っても使っても減らなくて絶望しかけた。ひとり暮らしなら、さっさと小分けにして冷凍しよう。冷蔵で”お早めに”使い切るのはムリである。

 トッピングは、格安ベーコン・格安ハム・格安ソーセージを主とした。サラミは意外に高かったので除外した。格安品ばかりなので躊躇することなくふんだんにトッピングした。


 チーズも格安の「とろけるチーズ」。さらに、格安の「パルメザンチーズ」。両方とも、これでもかというくらいに使った。
 他に、飾り程度のオニオンとピーマン。

 焼きあがった。


 このカラダに悪そうな見た目がサイコー。
 期待通りのジャンクな味だった。うまい。


 ここで業務スーパーのピザクラストの利点に気付いたのだが、厚みがそれほどないため、腹にたまらない。すぐには満腹感を覚えない。どちらかというと、スナック感覚で食える。
 ストレス過多の現代人の皆さんなら分かってくれるだろうが、あえて、濃い味付けのジャンクフードを延々と食い続けたいときってあるじゃないですかー。うん、そういうときにピッタリだと思ったよ。
 口の周りを油脂でテカテカさせて食いきった。
 子どもならコーラ。大人ならコーラ味のチューハイ。それらを用意しとけば、楽園の食卓と言っても過言ではない。

冷凍保存のススメ。

 孤独な男のひとり暮らしでは、5枚も一度に食べられない。
 まぁピザクラストを食べる分だけ冷凍庫から出せばいいだけの話なのだが、僕が推奨する方法は、5枚すべてトッピングを済ませた後で、食べなかったものを再び冷凍するという手法だ。
 これによって、次回以降はソースを塗ったり材料を切ったりのせたりといった作業が省ける。焼くだけでいい。
 スーパー等で売っている冷凍ピザと手間は同じだが、断然、自分でつくって冷凍しておいたピザの方がうまい。


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